ぐるっと篠原・出発!

14日の午後はちょっと曇り空でした。しかし祭りは絶好調! さあ「お祭り屋台を全部見よう」出発!
東から東神明宮、西神明宮、(八坂神社)、愛宕神社、稲荷神社、春日神社、(八幡神社)のそれぞれ氏子が一斉にお祭りするというかなり大がかりな祭りだと感じました。

まずは篠原東の東神明宮・東脇連中。
ぐるっと篠原・出発!_d0141168_20422378.jpgぐるっと篠原・出発!_d0141168_20454056.jpgぐるっと篠原・出発!_d0141168_20464587.jpg
太鼓は七尺と五尺の2台。法被は辛子色に東脇。篠原東自治会の範囲とほぼ同じ範囲だからまとまりがいいのだとか。






次は篠原西の西神明宮。ここは西脇・三連(さんぶいち連中)・仲連(仲村)・国連(くにがた連中)の4地区からなってます。
まずは法被一覧から。
ぐるっと篠原・出発!_d0141168_2131229.jpgぐるっと篠原・出発!_d0141168_2151535.jpgぐるっと篠原・出発!_d0141168_2171492.jpgぐるっと篠原・出発!_d0141168_2183172.jpg
西脇の法被の角字(かくじ)は十二支。読めるかな?

それぞれ屋台が立派で彫り物を見て歩くだけでも面白い!(写真は西脇屋台)
ぐるっと篠原・出発!_d0141168_21305789.jpgぐるっと篠原・出発!_d0141168_21322067.jpg
左は「サルカニ合戦」、右は「鍾馗様」

それぞれの屋台はそれぞれの地区を回るが、往還(おうかん)で4台集まり叩き合いをすることもあります。本祭りの夜になると西神明宮に集まり最後の競演となります。ここが一番の見せ場、熱気も最高潮。
ぐるっと篠原・出発!_d0141168_21144362.jpgぐるっと篠原・出発!_d0141168_2112431.jpg


坪井新田は愛宕神社。七尺七寸の大太鼓は流石にデカい! 法被は子持ち吉原文様に愛宕の文字。
ぐるっと篠原・出発!_d0141168_21535515.jpgぐるっと篠原・出発!_d0141168_21555817.jpg


坪井町は稲荷神社。神社の境内ではカラオケのステージもあり革新的です。法被はシンプルに白抜きの「坪連」
ぐるっと篠原・出発!_d0141168_224610.jpgぐるっと篠原・出発!_d0141168_22113510.jpg


春日神社は西馬郡、東馬郡、春駒の3地区。でもちょっと複雑で東馬郡は八幡神社の氏子でもあります。西馬郡と東馬郡は馬郡町自治会。春駒は舞阪駅前自治会で舞阪の一部と一緒。でもみんな春日神社で仲良くやっているからいいんです。

西若連の屋台と法被。
ぐるっと篠原・出発!_d0141168_22212227.jpgぐるっと篠原・出発!_d0141168_22222674.jpg



東若連の屋台と法被。法被は波千鳥文様。繰り返す波を乗り越えて幸せになる願が込められています。
ぐるっと篠原・出発!_d0141168_22292122.jpgぐるっと篠原・出発!_d0141168_22313292.jpg



春駒の屋台と法被。法被は下がり藤に桜、青海波と鱗文。
ぐるっと篠原・出発!_d0141168_22421685.jpgぐるっと篠原・出発!_d0141168_22401594.jpg



東から西までの祭りを見て回り、行く先々で友達や知り合いに出会い、挨拶をし、話し込み、なかなか前に進めませんでした。でもこのコミュニケーションがとても大事なんです。皆がニコニコして陽気で元気で、これがそのまま地域本来の姿であって欲しいと思いました。たとえ一時離れても帰って来たいところ、それが故郷なんですね。お祭りだけが全てではないけれど、故郷を懐かしく思えるのは楽しい思い出があるからだと思います。
ここ篠原は地震津波被害が心配されている地域です。今日は祭りの中を歩きながら改めて失ってはいけない故郷なんだと感じました。まだまだ書き足りないのですが、次の「ぐるっと篠原」に繋げたいと思います。
by mts2008 | 2012-10-14 23:19 | 地域